2014年8月3日日曜日

Firefox OS Flame を試してみた。

Firefox OS 開発者向けのリファレンス端末Flameが販売されたので、購入しました。

一度Firefox OSについてブログに書いたのですが、正直な所、見に来ていただける方も少なく、世の中の感心は低く、どの程度のシェアが取れるのかは微妙だと思っています。しかし、AppleやGoogleの独裁的な世の中になってもつまらないですし、頑張って欲しいところです。auも一応オシャレなFirefox OS端末を出すようですし。



見ての通り、大きさについてはNexus 5に比べて少々小さい程度です。重さはほとんど変わらないはずですが、持った時にFlameの方がずっしりとした感触がありました。また比較すると画面が少し暗いです(どちらも明るさは自動にしています)。その分かSIMを常時入れていなかったからかバッテリーの持ちは若干良いように感じました。

レビューについては他のサイトを参考にしていただいた方が良いかもしれません。注意点としては、現在は日本語には対応していおらず、各種表示が英語であったり、日本語入力ができません(しかしブラウザなどで、日本語のサイトを見ることは可能です)。最近としては当たり前ですが、Flash Playerのサイトを見ることもできません。

また、同梱物としてACアダプタが無いので、充電はPC等に接続する必要があります。

それと、初期のままではDTI Serversman LTEのSIMの使用ができませんでした。このサイトなどを参考に設定をすることで使用できるようになりますが、現状はWindowsでは設定できないようなので注意が必要です。

なお、Fedora21では以下を行う必要があります。
  1. ここを参考にして、Andoridの開発環境を入れてadbコマンドを使用できるようにする。
  2. ここを参考にして、51-android.rulesにFlame( idVender:05c6, idProduct:9025)を登録する。
普通に接続するだけでは、adb devicesコマンドにおいて、no parmissionになり、読み込みや書き込みが出来ないです。またFirefox OSがロック解除状態でないと接続できないことに注意してください。

接続ができたら、ここよりダウンロードしたpatch-apn.shを実行すれば良いです。後はDTI Serversman LTEの設定は初めはないため、custom settingsで設定をする必要があります。

下の画面のように、APN:dream.jp, Identifer:user@dream.jp, Password:dti, CHAPを設定すれば良いです。



上の通信のアイコンでH1と表示されていれば、繋がっていると思われます。

まだほとんど使っていないのでまと外れな点もあるとは思いますが、Andorid(Nexus 5)との比較で簡単にFirefox OSとの比較して気づいたことを書きます。
  • iOSっぽくホームボタンがあるが、機械式でないため、画面ONには使用できず、Androidと同様画面ONは不便でもある。
  • Androidのような戻るキーがなく、基本的にタイトルバー上の文字の左横の「<」キーや画面右下の「^」キーを使用することになるが、 範囲が狭く押しにくい。
  • 速度については悪くないが、タッチパネルが不意に反応してしまうことも多い。
  • ブラウザでサイトを見ると、モバイルと認識されず、PC用画面で表示される。
  • Google Map(ブラウザ版)では、ピンチズームの動作が変。
以上、色々と悪い所を書きましたが、まだ熟れておらず仕方ないのかもしれません。ただブラウザで色々なサイトを見ると言う点では十分な機能を持っています。

また気づくことなどがありましたらブログを書きたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿